2021年10月16日土曜日

自動テストの練習2 (UWSC編①) 起動


やりたいこと

UWSCという自動化ツールを使って、自動テストの練習をしてみようと思います。

こういうUIのツールで、こちらからダウンロードできます。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se115105.html

簡単にキャプチャリプレイツールとして使用することができるツールなのですが、スクリプトを書いて、Windowsのアプリの操作も可能です。

このスクリプトの方で、自動テストに取り組んでみたいと思います。

実施したいテストの内容は、以前の記事をご参照ください。

https://pdfandfont.blogspot.com/2021/10/1.html

ざっくり言うと、UWPアプリの簡単なテストとなります。(スモークテスト?)


アプリの起動

最初のテストケース、起動するところをやってみました。

IDTestCaseの説明TestCaseの手順出力期待値
TC1起動exeを実行する起動する

ソースコードはこちらになります。

// TC1 起動チェック
CheckStart()


// 起動チェック
PROCEDURE  CheckStart()
	//①起動
	DOSCMD("C:\Users\XXX\Desktop\memotter - ショートカット.lnk")

	//②起動チェック
	ret = Getid("memotter")
	IF ret = TRUE 
		PRINT "起動OK"
	ELSE
		PRINT "起動NG"
		EXITEXIT
	ENDIF
	
FEND
---
①でアプリを起動しています。
UWPではない通常のアプリ(exe)の場合は、EXECという関数で起動するのですが、
exeで起動できないので、アプリのショートカットを作成して、それをDOSCMDという関数でたたいて無理やり起動してます。
ショートカットの作成方法は前回の記事に記載してあります。

②で起動したことのチェックをしています。
GETID("アプリのウィンドウのタイトル")はウィンドウIDを返す関数です。
これで、ウィンドウが立ち上がったかどうかをチェックしています。
待ち時間を指定することもできるので、少し時間がかかるアプリであれば、待ち時間を指定したほうが良いかもしれません。
デフォルトの待ち時間は0.1~10秒の間で自動判断されます。

ここまでで一応第一段階が完了しました。

結果


実行すると無事アプリが起動しました。

苦労した点


UWPアプリを起動するとこがとても苦労しました。
コマンドで起動するかよくわからないし、EXECでショートカットのパスを指定しても動かないし...

まとめ

自動テストの練習として、UWSCという自動化ツールを用いて、
UWPアプリを起動するスクリプトを作ってみました。

ちょっと苦労しましたが、なんとか起動することができました。



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