はじめに
AppiumでUIの情報を取得する方法を整理します。いろいろあるようなのですが、試してみてできたものを記載します。
使用した環境はこちらです。
環境
OS : Windows 10スマホ : emulator (Pixel3 API 26)
Android Studio : 3.6.3
Appium : 1.17.1
準備
emulatorを起動させておきます。1.android studio 起動
2.Toolsメニュー - AVD Manager
3.再生ボタンを押して起動する
4.情報を取得したいアプリを起動しておく。(電卓で試しました。)
(方法1)Appium Inspector を使う方法
1.コマンドプロンプトで、「adb devices」と打ち込みます。表示される情報を覚えておきます。※adbコマンドが実行できない場合は、環境変数のpathに%ANDROID_HOME%\platform-toolsを追加するか、platform-toolsにcdで移動して、実行してください
2.Appiumを起動する。
3.サーバvXXXを起動するボタンを押す。
4.右上の虫眼鏡のボタンを押す。
5.しばらく待つと下の画面が表示されます。
6.左下のテキストボックスに次の値を入れます。
udid, テキスト, emulator-5554 ← 手順1で表示された文字列
platformName, テキスト, Android
7.セッションを開始するボタンを押す。
そうすると、emulatorの画面が表示され、マウスで要素をクリックすると右のペインに情報が表示されます。
できた。
ネットの情報や、「実践 Appium」ではWindowsではInspectorは使えないという記載があるため、 だめなパターンがあるのかもしれないです。電卓ではできました。
(方法2)uiautomatorviewer を使う方法
1 uiautomatorviewerを起動
%ANDROID_HOME%\tools\binにある「uiautomatorviewer.bat」をダブルクリックします。※uiautomatorviewer.batが起動しない場合は、こちらが参考になるかもしれません。
2 uiautomatorviewerで情報を取得
起動したら、左上のボタンを押します。ちょっと待つと画像が表示されるので、押したいボタンをマウスでクリックします。
右のペインにクリックしたボタンの情報が表示されます。
できた。
まとめ
AppiumでUIの情報を取得する方法を2通り、やってみました。①Appium Inspector
②uiautomatorviewer
②は設定も特に不要で、起動するだけでよいので、こっちのほうが良いのかもしれません。
「実践 Appium」という書籍にはほかの方法も記載されていたので、試してたら追記します。
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